手軽に使うのは危険|痛み止めの正しい使い方を解説2

私の経験をお話させていただきますね。

20年ほど前ですが
突然、あごの痛みに襲われたことがありました。

口があかないほどの痛みで、食事もできず
とりあえず、ロキソニンなどを服用しましたが

全然、治らず。

もしかしたら、「帯状疱疹」かとも思いましたが

そのような症状も出ていませんでした。

毎日、保冷剤で冷やしていましたが
痛みは、どんどんひどくなっていき

夜は眠れないほどの痛みになってしまいました。

病院に行きましたが、原因不明で
ただ鎮痛剤が処方されるだけ。

1週間ほど、いろいろな痛み止めを飲みましたが
結局、どの薬が効いたのかもわからないまま
少しづつ治っていきました。

今でも「一体、あの痛みは何だったのか!」

と思うことがあります。

その時は、痛み止めをメチャ飲みまくりました。
(メチャと言っても、さすがに用法・用量は考えていました)

その時、飲んだお薬はロキソニンやアセトアミノフェン
そして、ドクターから最終的に出されたのは「デパス」でした。

後にも先にも「デパス」を飲んだのは
この時だけです。デパスも3日以上飲みましたが
効果はなかったように思います。

デパスは、抗不安薬・睡眠薬として用いられていて
筋肉を弛緩する作用があるため
肩こりなどにも、使われています。

即効性もあり、抗不安作用も強いので
飲んでいる方が多いですが

飲み方を間違えると
なかなか止められなくなるので、私としてはあまりおススメしていません。

依存性が強いので、やめられなくなる場合があります。

今飲んでいる方は、勝手な判断で中止せず
必ず、かかりつけの先生に相談してくださいね。

お。。。痛み止めの話だったのに(デパスも痛みには使われますが)

ちょっとずれてしまいました。

話を元に戻しましょう。

まずは、

痛み止めの解熱鎮痛薬がどいうやって効果を現すのか
みなさんがご存じの「ロキソプロフェン」(商品名:ロキソニン)
を例にとって、お話しましょう。

今、ロキソニンは
薬局や・薬剤師がいるドラッグストアでも購入することができます。

痛み止めはどうやって効く?

痛みとは実は、炎症なんです。

身体の中に痛み(炎症)が起きると、
どんなときにも「痛み物質」がでます。

この痛みの原因物質は、プロスタグランジンと呼ばれている物質で、
体の中で、ホルモンのような働きをします。

このロキソニンは
非ステロイド性抗炎症薬と呼ばれています。
(ステロイドではないという意味で)

ロキソニン以外にも
市販で買える、非ステロイド抗炎症薬には
バファリンやイブ、ノーシンやセデスなどがあります。

画像1

市販の頭痛薬の成分と鎮痛効果の図説(エスエスさんからお借り)

原因物質はこの「プロスタグランジン」という物質なので、

発熱や痛みがある時に、この痛み物質の生成をおさえることができれば
炎症・痛み・発熱を抑えることができる、ということです。

このプロスタグランジンを抑えてくれるのが
ロキソニンなどの痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬)です。

プロスタグランジンは痛みの原因物質

悪い奴なんだ

と、思われるかもしれません。

しかし、このプロスタグランジン。
胃の粘膜を保護する役割を持っているため

この物質の働きを抑えてしまうと
胃が荒れてしまうんです。

これが、解熱鎮痛薬の副作用と言われるものです。

痛み止めには
このほかにも、比較的安全と言われている
「カロナール」(一般名・アセトアミノフェン)という薬もあります。

比較的安全ですので、子供の痛みや発熱にはよく使われます。

この、カロナールは胃腸障害が少ないため、使いやすい薬ではありますが

抗炎症作用はロキソニンより、低いと言われています。
(最近は、用法要領改訂があり、用量によって鎮痛効果が高くなっています)

でもお医者さんに処方してもらってね。

比較的安全とはいえ、副作用のない薬はありませんので
十分にそこを理解して使うことが重要です。

まとめ

ロキソニンは、体内の「痛み、炎症、発熱」などを引き起こす物質(プロスタグランジン)
が作られるのを抑えることによって、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。

アセトアミノフェンは、脳の中枢神経や体温調節中枢に作用することにより、
解熱鎮痛効果を表します。

この二つは、作用する場所が違いますので
どちらがいいとは言えませんが、ご自分の痛みに合うものを探してください。

次回は、副作用についてお話します。

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